丘整骨院のブログ

今回はなぜアトピーが治らないかについてお話ししたいと思います。

アトピーの原因はお話ししましたが、原因が分かってなぜ治らないのか?

アトピーは不治の病なんかじゃありません。

治らない理由は、適切な治療ができていないだけです。

代表的なものとして、次のような事が挙げられます。

<間違っているアトピー治療>

ステロイドやプロトピックなどの薬で治そうとしている

タンパク質や脂質、糖質といった体に必要なエネルギーを過度に制限している

痒みや赤み、浸出液に対する臨機応変の対処法ができていない

正しいステロイドの塗り方・保湿選び・入浴法・汗の管理の指導がされていない

脱ステ・脱保湿をして良い時期とダメな時期の指導がされていない

そもそも治療する側がわかっていない

といった事が挙げられます。

ではどのようにしていけば良いのでしょうか?

肌の状態にもよるのですが、大事なのは、

肌を潤わせる

肌の内部の熱を冷ます

肌を清潔に保つ

この3つは基本として意識する事が大事です。

1つずつ説明しましょう。

①保湿をして、乾燥から皮膚を守る事は、アトピーでない人でも重要な要素です。

アトピーでない人でも乾燥を放置すれば徐々に肌が荒れてきます。

肌荒れがきつくなれば、やがてひび割れ出血する人も居ます。

そうすると、次に説明しますが、炎症を伴い、どんどん悪化していきます。

②次に、アトピーが出ている肌に触れてみて下さい。

少しでも熱を持った感じがすれば、それは炎症が起こっている証拠の一つです。

本当に簡単に説明すると、炎症が起きれば、ヒスタミンなどの分泌物せいでさらにアトピーが悪化します。

ですので、それを抑える事が重要です。

③汗をかいてそのままにしてませんか?

アトピーでなくても、汗を放置すれば肌荒れが起こる人もいます。

しっかりと肌の汚れを落とし、清潔に保つ事が大事です。

どれも、「塗る」「洗う」「お風呂の工夫」など、1分間もあれば出来る事ばかりです。

これをしっかりと継続する事が何よりも重要です。

継続する事によって肌が生まれ変わるのです。

アトピーの方は総じて肌が弱っています。

まずは弱った肌をしっかりとケアしてあげ、さらにそれを継続する事がアトピー改善の第一歩です。