丘整骨院院長の坂口です。
さて、今回はアトピーの対策について。
まずは、簡単にできる予防法から。
先日、小児アトピーを経験してないのに、突然アトピーを発症する人が増えてきているとお話ししました。
正直、自分がそうなったら怖いなと思う方も少なくないと思います。
ですので、まずはそうならないように、予防法の紹介です。
日常生活でできる予防法として何個か紹介致します。ホルムアルデヒド対策など、自分ひとりでは出来ない事もたくさんありますので、まずは自分の周りでできる事を行って下さい。
1. アレルギー反応を起こす原因物質を取り除く
特にダニ対策をしっかり行うことが大事です。
埃りや人間の毛髪、ペットの毛、フケや垢などはダニの餌であり、ダニの温床となります。
室内の掃除を小まめ行い、また、掃除をしやすいようにシンプルな部屋にすることも大事です。
では部屋の中で、ダニの温床となるものを避けるにはどうすればよいか?
まず床は絨毯よりフローリング、ソファは布製より、革製かビニール製の方が良いですね。
繊維の奥は中々きれいに掃除もしにくく、ごみが溜まってしまうため、ダニの温床となりやすいです。
また、ぬいぐるみ等は定期的に洗濯できたら良いですね。。洗濯が無理な場合、定期的に外に干すようにしましょう。
2.頻繁に換気を行う。
湿気が籠ったままだと、カビが発生しやすくなります。カビもアレルギーの原因物質ですので、
換気をする事は重要です。出来れば、ある程度時間を決めるなど、計画的に換気できれば良いですね。
3.週に1回は布団を戸外に干す。
これはダニ対策です。ただ、花粉やダニの除去率などの影響を考えると、
布団乾燥機を使用する方が良いかもしれないです。
そんな物無い!という方は、布団用の掃除機のノズルもありますので、
小まめに掃除機はかけるようにしましょう。
4.ペットは室外で飼う。
室内でペットを飼う家庭が増えていますね。しかし、アトピーの方が室内でペットを飼うのは、少々リスクが高いです。
まず、ペットの毛や体にはダニが住みやすく、アレルギーの原因になりやすいです。
一概にペットを飼う事自体が悪いわけではありません。
心の癒しにもまりますし、家族が増えるのですから、喜ばしい事です。
アトピーの方は飼い方や飼う環境に注意する必要があるだけです。
しっかりと清潔に飼えるように気を付け、ペットの抜け毛などは小まめに、
それこそ毎日掃除するなどの工夫は必要でしょう。
ただ、色々なデータは話しも転がっているこの時代。
しっかりと症状に合わせた飼い方は考える必要はあります。
中々自分では判断出来なかったり、分からない部分も多いとおもいますので、
小さな事でも構わないので、困った事があれば一度ご相談下さい。